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10月3日、ライムくんが虹の橋を渡りました。

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生前、病院から処方された薬を嫌がることなく、 飲み続けたライムくんは、 10月3日、2年5か月のハム生命を全うして 虹の橋を渡りました。 前日の夜、薬を投与した時には まだ元気がありました。 が、翌日に飼い主が起床して様子を見てみると ぐったりしていて低体温となっていました。 もう、見るからに臨終間近な様子でした。 飼い主の体温で温めていたところ、 心肺の動きが回復してきていたので そのままの状態で暫く様子をみていました。 生死の境を彷徨っていたライムは、 薬を投与されていたことで、 心肺の方は丈夫だったのだろうと思います。 けれど、薬を投与してきたことの後遺症か、 全身の毛は抜け落ちて皮膚はただれ、 ところどころアカギレとなっていて、 アカギレたところは膿までも発生していて、 身動きを取ることすら、苦痛で仕方がなさそうでした。 回復しつつある様子の中で、意識が戻った途端に全身を悶えさせて 苦痛に顔を歪ませるライムの症状を見ていると、 正直、楽にしてあげたいと思いました。 セラちゃんの最期ほどではありませんでしたが、 全身の痛みに苦しんで最期を迎えることになったライム。 生前は、皮膚の炎症を抑えるために、 人間にとって万能薬の塗り薬を塗布してあげたりしていて、 一時期は炎症がおさまっていたのですが、 本人がそれを嫌がって逃げていたので塗布を止めていました。 最期の方は、皮膚に何かが当たるだけでも痛がるので 触れないくらいでした。 意識がもうろうとしていた時は、静かに死を待つ様子でしたが 体温が戻ってきて回復してくると、再び全身の痛みも戻ってきたようで・・・ 蘇生の施しをさせるのは酷だと判断して、 虫の息のライムをこのまま静かに、逝かせてあげたいと思い、 寝袋に包んだ状態にして仕事へ行きました。 雛のうちから育てて成長した、二羽のセキセイインコたちの側に、 ライムのケージを置いて、 「ライムは飼い主に看取られたくないようだから、 お前たちがライムの最期を看取ってあげて」と セキセイインコたちに看取りを託して。 帰ってきたら、確実に亡くなっていることが 判っているハムスターとの最後の別れを このような形で迎えるのは初めてでした。 時刻はわかりません。が飼い主が家を出て まもなくして亡くなったのだろうと思います。 ライムも飼い主に不思議な出来事を残してくれました。 飼い主